請願権を実現する会

はまなかさとみ静岡県知事選候補ポスター貼り日記④

5月18日
今日は、選挙ビラに証紙を貼ってもらうため、伊豆の国市にある就労継続支援B型の福祉事業所のBlue Beat さまへ持ち込みに行きました。

Blue Bear は Cafe NAMAKEMONO の中にあります
Blue Beat の開放的な明るい事業所

福祉事業所が地域の憩いの場 Cafe NAMAKEMONO に併設されていると聞いていて興味を持っていたのですが、実際に訪問して、その開放性やユニークなコンセプトと実践には大きな希望を感じました。

Blue Beat のイケヤシロウさんは Cafe NAMAKEMONO のオーナーでもあります

オーナーのイケヤシロウさんと職業訓練員の鎌田広子さんにじっくりとお話を伺いました。

イケヤシロウ

1975年伊豆の国市生まれ、米国マサチューセッツ州立セーラム大学 アート学部グラフィックデザイン科卒 卒業後、アパレル業界を中心にデザインを提供し、フリーランスアーティストとして活動する傍ら、手法や分野を広げるために作業療法士の資格を取得。

ニューヨークのUARM(Uraban Arts Research and Marketing) への参加。Neck Face, Mark GonzalesらのプリントTと共にデザイン制作をする。

帰国後はサンフランシスコのスケーター、マークゴンザレスのブランド、 GONZO CUNTRYにてマークのアイデアを基にプリントグラフィックや、 プロダクトサンプルの制作するなど、アパレルブランドを中心として数多くの 服やプロダクトなどのプリントデザイン、コラボレーションを手掛ける。 その他、陶器のお皿やカップなどのプロダクト作品の制作、それらの セレクトショップでの販売もおこなっている。

また東京での自身のアパレルブランドWham Bamの立ち上げや個展活動、 ドイツ、ベルリンにてグラフィックデザイナー、ポールスノーデンらと 作品エキシビションやベルリン在中のアーティストDAGとクラブWater Gate でのペインティング制作など、東京、ベルリンなどの国内外で活動。

UNIQLOとのキッズプリントアイテムシリーズのコラボ、銀座店をはじめとしたフロアーディスプレイ。

その他、仕事やコラボレーションに And A、イングランドのサッカーブランドadmiral、BEAMS, ANNA SUI, Candy Stripper, INDIVI ABHOUSE Devinette, INDIVI, Takeo Kikuchi, DESCENT、CIBONE, NYLON JAPAN, CDジャケットの制作,イオンショッピングモールの内装ペインティングなど多数。

ライブペインティングに 六本木SUPER DELUXE(w/青木京太郎, Hamadaraka) 恵比寿MILK(w/Russell Blackwell)、代官山UNIT、青山ブックセンター、 六本木アートナイト,SHIBUYA FASHION FESTIVAL、 LOW TOKYO

出版作品として絵本「ロンとふしぎなスニーカー」(リトルモア)
絵本「ワニおじさんのにちようび」(キッズエクスプレス21にて岩崎書店賞)
現在隔月で刊誌中の「シェルスクリプトマガジン」にてイラストを連載。

様々なワークショップを通じ、精神疾患のある方の創作活動や販売機会の可能性を広げる。2022年に独立、就労継続支援B型ブルービートを設立。

 

 

就労継続支援事業として、アートなどの活動を中心に、できること、やりたいことを一緒に探して、それを継続するサポートをしているとのこと。
二階では今回貼付作業をお願いしたような就労作業をする作業場があり、一階では併設の飲食店での、料理の準備・調理やフロアーでの接客など、無理のない就業体験を利用者さんが行っています。

木工や陶芸では「楽しくつくる」を合言葉に、オリジナル作品の制作や、受注制作も行い、初心者にも丁寧に教えておられます。

利用者さんがお作りになった押し花はがきをプレゼントされました(押し花の上に薄い紙がカバーになっているのでこすれても花が剝がれない心配りの手作り商品です)

サステナビリティへの配慮もホンキです。たとえば、生ごみを自分の家で処理するコンポストを、廃材利用などでローコストにオリジナル商品化し廉価で販売されています。

音楽にも力を入れ、楽器やリズムを通したコミュニケーションの中から協調性や社会性を高めて、人とのつながりを体感してもらう、とのこと。

また、農作業、その収穫による野菜、お米、果物を使った加工品を生産し、伊豆のお土産やお菓子の開発、生産・販売までを利用者さんと一緒に目指しています。お店で使っているお米や野菜もお土産やお菓子も、ほとんどが自家製の豊かな滋味あふれる安心な農産物です。

パソコンについても、ワード・エクセルの文書作成などはもちろん、パソコンやアプリケーションの基本的な操作を教えたり、アート作品に便利なillustratorや、Photoshopなどを使い、デジタルで絵やイラストを扱って、作品作りの幅を広げるお手伝いもされています。
そうして作られた作品を、展示会や音楽会、販売会などのイベントを開催して、障がいの有無に関係なく「様々な人が集まりやすい場所、垣根のない温かな交流をする場として、食品や作品の販売、イベントが楽しめる場づくりを目指していきます」とイケヤシロウさんは言います。

Cafe NAMAKEMONO 入口(内部から)

Cafe NAMAKEMONO は、もともと隣接地でレストランを経営されていた池谷加代子さんの住居を改造して開店したそうです。そのため、加代子さんの庭好きが反映されたナチュラルガーデニングの庭もカフェでのひと時の憩いを包み込んでくれました。

ランチをサーブしてくださった池谷加代子さん。ご伴侶は元教員とのこと
前菜
自家製食材がたっぷりと使われていて、味わい深い素材の味と香りが堪能できました

このように、地域カフェ Cafe NAMAKEMONO と、就労継続支援B型事業所 Blue Beat は、コモンズの創出・共生型の地域コミュニティ活性化と暮らしの豊かさ、住みたい地域の移住希望者への魅力発信に大きく貢献されています。経営が危ぶまれてもいる就労支援事業の充実・発展・持続化に向けて、伊豆モデル、静岡モデルとして、全国に広げる広報活動を考えようと思いました。

帰路、沼津インターへの道々、数か所にポスターを貼って浜松に戻った5月18日でした。

城山。Blue Beat のエントランスからの眺め

この記事をシェアする